私はいつも「良い庭を作りたい」と思っています。
庭を構成する大事な主役たちは、「石」と「樹木」です。
小さな石も大きな石も、自然から分けてもらった大事な山のかけら達です。
大きな石は庭に据える景石にしたり、小さな石は人が歩く道になり、土止めの石垣などになります。
樹木たちは、風や光によって自由に姿を成長させ、私たちの心を和ませてくれます。
そんな自然の恵みで庭が出来ているからこそ、私は庭の技術の追求を続けます。
ーつーつの庭に真剣に取り組み、材料となった石や樹木が活きるよう、そしてオーナー様のイメージに合ったものを、自分自身が納得いくまで作りたい。さらに先人達が築き上げてきた庭の技術や構成を勉強していきながら、令和の時代に合ったアイデアや形で、良い庭を作っていきたいと考えます。
和蒼園 代表・庭師/柿原 慎也